本日もよろしくお願いします～！

よろしくお願いします！

今回のテーマは、二回目のデリケートケア研究会となっているんですが、「今日からはじめる冬支度 ー保湿ケアのキホンー」ということで始めていきたいと思います！

皆様はデリケートゾーンは顔と同じように、乾燥することをご存じでしょうか？今回はデリケートゾーンに起こるお肌のトラブルについて役立つ勉強会が出来ればと思います！

では早速ですが、皆さんお風呂って好きですか？お風呂好きな人って多いと思うんですが、実際に調査しても、「好き：75％」、「どちらかと言えば好き：19％」と、95％くらいが好きなんですよね。ではなぜ好きなのか。それは清潔になれる。お風呂に入る=清潔って考えなんですよね。確かにそうです。リラックスできるし、疲れもとれるし、今からの季節なら温まりますし、色んな理由があります。それにお風呂グッズも多くてすごいですよね！
じゃあ、皆さんはお風呂からあがった後、お風呂ほど楽しんでますか？入浴後の保湿を顔ばっかりになっていませんか？陰部の保湿を忘れてませんか？

たしかになぁ

なので二宮！勝手に決めました！陰部カサカサ度チェックです！

ヒィ～！！

皆さん、これいくつ当てはまりましたか？これ全部アウトです。2つ以上当てはまったら要注意です…

ヤバイヤバイー！！！

まだほかにもありますよ！

これが陰部カサカサのチェックです。これわりと普通じゃないですか？これがカサカサに繋がってるなんて思いもよらないですよね。

皮ふは外側と内側をわけるためにバリアが張られています。でも乾燥してしまうと、そのバリアが破綻してしまいます。この破綻のキッカケが先ほどのチェック項目に当てはまります！
じゃあ、一回乾燥してバリアが破綻してしまうとどうなるか

このループを繰り返してしまいます。

うわぁ、ループ怖いですね…。何巡もしてるんだって思うと怖いです。

そうですよねぇ

陰部の正しいケアのポイントは2つです。

お風呂やシャワーは熱ければ熱いほど気持ちいいけど、乾燥します。また女性は冷えもあるので、重ね着をしたりすると思いますが、限度はあります。温めすぎると皮ふバリアが弱くなってしまいます。また、先ほどもループでありましたが、強く擦ると皮ふバリアが破綻してしまったり、細かいキズができてしまうので、洗う時はゴシゴシしない！気を付けてくださいね！

病院から支給された薬=治療のためのものなので、私が今回お話している日常の予防には適さない場合があります。そこは注意してください。
また、奪われたものはまた与えれば大丈夫。そこで、保湿・保護アイテムです。私のおススメのアイテムや選ぶポイントを紹介しますので参考にしてください。

シャワーの当て方によりますね。陰部に少し熱めのシャワーを強く当てているのならやはりバリア破綻をさせていますね。私も同じことしていますが、私は失ったものを与えているので大丈夫です！

アハハ！与えてるんですね！

はい！それと、温度は自分の体温より熱いお湯などを与えてしまうとバリアが流れてしまいます。だから自分の体温くらいか、それより低い方が影響を与えにくいとは言われています。ただこれからの季節は風邪引いちゃうから気を付けてください。
ただ、やったらダメっていうわけではありません。何かを奪っているよ、という意識を持ってほしい。キレイにすること全てが善ではない。熱いお湯につかることなどが悪というわけでもありません。熱いお湯が陰部にマイナスだとしても、自身の体を温める事にはプラスになる。そこは上手くバランスをとって、この行為がプラスとマイナスどちらに動いているかがわかるとイイと思います。

なるほどなぁ(大きく頷く)

皆さん腟守りすぎです。カサカサ動いても、赤ちゃんを産んでも復活するくらい丈夫な組織なんです。腟の中の方までいくと丈夫です。むしろ小陰唇や尿道の周りの粘膜の方が弱いし、刺激に対して敏感に反応します。ここは外側に位置するので、バリアの役割をする門番なんです。ここがアウトだったらそれ以上バイキンなど入れてくれるな！と守ってくれます。実は腟の中の方が丈夫なんですよね（笑）

なるほど、じゃあ優しくは洗わなきゃいけないけど、中の方までいってしまっても大丈夫ってことなんですね。じゃあお尻から前の方まで一つのアイテムを使用しても大丈夫なんですか？

難しいんですが、医薬品として販売していないアイテムは粘膜に対して試験ができていないはずで、医者が処方しているアイテムは、逆にここに使用できますって指定しているので、自分に合うものを探す必要はありますね。