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FSDの治療
女性性機能障害(FSD)の治療は、セックスへの罪悪感や恐怖感を減らしていくことを目的にしています。ここでの情報を参考に、FSD治療に役立ててください。
女性性機能障害(FSD)の治療は、セックスへの罪悪感や恐怖感を減らしていくことを目的にしています。ここでの情報を参考に、FSD治療に役立ててください。
女性性機能障害(FSD)の治療は、セックスへの罪悪感や恐怖感を減らしていくことを目的にしています。そのために、まずセックスが楽しいものであることや、カップルがお互いの感情を伝え合うことの大切さを学べるような訓練法があります。
ロマンチックな小説やソフトポルノを読んだり、素敵な恋愛映画を積極的に観ることで、性的イメージを豊かにし、人が性的存在であることを受け入れるようにします。
また、オーガズムは訓練次第です。オーガズム障害をもつ人にとって重要なのは、自分の性的感覚に没頭することです。まず、自分でオーガズムを楽に体験できるようにするため、マスターベーションが有効です。罪悪感を抱く人は、自分へのタッチングだと理解するようにします。クリトリスや小陰唇への刺激や時にバイブレーターを使って、オーガズムを得るようにします。
ロマンチックな小説やソフトポルノを読んだり、素敵な恋愛映画を積極的に観ることで、性的イメージを豊かにし、人が性的存在であることを受け入れるようにします。マスターベーションをすることも有効です。(お役立ち商品 : キューピッズ ボウ)
感覚集中訓練と呼ばれる方法です。お互いの体に触れ合いながら、どうすればパートナーが気持ちよくなるかを知り、性への恐れを性の喜びに変えていくことを目的にしています。5段階の公式があり、第1段階から順を踏んで、最終的に性交まで進みます。
センセート・フォーカス・テクニックの中で、中心となる訓練で性機能障害の基本技法です。タッチングは、性交に対する恐怖を除き、言葉を使わないでコミュニケーションをするのが目的です。お互いが全裸になり行ないますが、なるべく性的な意味をもたないようにするのがポイント。触られた時はその感覚をよく感じるように努めるるようにします。そして相手にどのようにしてもらいたいか、どのくらいの強さにしてもらいたいかを伝えます。つまり、もう少し強く、あるいは弱く触れて欲しい時は、言葉ではなく、お互いの手を重ねて意志を伝え合うように試みます。
1932年、ドイツの精神科医によって創始された心身の自己催眠によるリラクゼーションの一種。基本公式の言葉を自己暗示的に繰り返して、受動的に注意を集中することで、心身の緊張を解き、心身の機能を調整し正常化を促します。就寝前や起床時に練習を続けると個人差はありますが、3ヶ月ぐらいで効果が得られるようになるようです。仰向けに寝ても、椅子に腰掛けてもかまいません。1日2、3回、1回に5~10分間くらいかけるようにします。標準練習として、以下の第6公式まであります。
背景公式 | 気分が落ち着いている |
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第一公式(四肢の重感練習) | 手足が重たい |
第二公式(四肢の温感練習) | 手足が温かい |
第三公式(心臓調整練習) | 手足が重たい心臓か静かに規律正しく拍動している |
第四公式(呼吸調整練習) | 呼吸が楽だ |
第五公式(腹部温感練習) | 胃のあたりが温かい |
第六公式(額涼感練習) | 額が心地よく涼しい |
方法は、まず、「気分が落ち着いている」を繰り返し、気持を十分に落ちつけてから、第1公式の「手足が重い」という言葉をとなえます。右手から始め最後には両手両足が重いという形に進めていきます。第1公式で効果が得られたら第2公式に進むという具合です。
性を拒絶する不安材料を少しずつ解消していこうという方法です。ごく弱い刺激から始め、徐々に刺激を強めます。たとえば膣痙や性交疼痛症の場合は、ごく細い棒状のものから挿入練習を行っていきます。