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日本で使用可能な避妊具・避妊方法
昔は一般的でしたが、現在は選択できない避妊方法も存在します。また、避妊しているつもりでも効果が期待できない選択肢も。
昔は一般的でしたが、現在は選択できない避妊方法も存在します。また、避妊しているつもりでも効果が期待できない選択肢も。
黄体ホルモンと卵包ホルモンの2種類の合成ホルモンが配合された内服用ホルモン剤。生理の初日から21日服用、7日間休薬等の服用サイクルで「偽妊娠状態」となり、排卵が抑制されるとともに、受精卵の着床が妨げられます。(毎月繰り返し服用)正しく飲めばほぼ100%の効果がある女性主体の避妊ですが、性感染症には効果がないため、コンドームの併用が必要です。
避妊に効果がある最小限のホルモン量に抑えられており、従来の中、高用量ピルに比べて副作用が少ないのがこの低用量ピルです。
(中、高用量ピルは本来は避妊目的ではありません。)乳癌や肝障害、高血圧、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人は使用禁止。また、40歳以上や肥満の人には注意が必要です。医師の処方が必要ですが、病気の治療ではないため保険は適用されません。
子宮内に小さな器具を挿入し、受精卵の着床を防ぎます。特殊な挿入器などが必要なため、病院又は医師の指導のもとで行わなければなりません。経血量の増加、月経期間の延長、下腹痛などがみられるため、定期的な検診が必要です。妊娠や出産の経験がない方にはお勧めできません。
医師による手術で、精子の通り道(精管)を塞ぐ方法です。手術後の射精でも精液は出ますが、精子は含まれません。入院の必要はありませんが、永久的な避妊方法なので、慎重な決断が必要です。
手術により、卵子の通り道で、精子の侵入道にもなる卵管を塞ぎます。術後も月経はあり、卵巣機能やホルモンへの影響はありません。しかし、手術後は10日前後の入院が必要で、退院後もしばらく安静が必要です。こちらも同じく永久的な避妊で、復元手術の成功率が低いため、慎重な決断が必要です。
子宮の入り口にゴム状のキャップをかぶせ、精子の侵入を防ぐ方法です。
人によりサイズが異なるため、専門医による選定と指導が必要です。
現在、日本の一般ルートでは取り扱いされていません。
72時間以内にホルモンを服用する事で妊娠を防ぐ緊急対処法。いざというときのために知っておいてください。